JALの株が紙屑になる前にとにかく売却しよう

JALの破綻。年明けから、瀕死のJALを飛ばし続けるために、解体の策が次々と出てきている。
JALといえば、アラフィフ世代がみんなみていた「スチュワーデス物語」。1984年が最終回。
堀ちえみさん演じるノロマな亀の新米スチュワーデス物語で、スチュワーデスに憧れた人も多いだろう。


最近では「アテンションプリーズ」のテレビドラマがあり、映画「沈まぬ太陽」「クライマーズハイ」など、悲惨な航空機事故をテーマにした映画も記憶に新しい。

国と国をまたぐ事件には、日航機がしばしば登場した。
連合赤軍のハイジャック事件、北朝鮮拉致被害者家族が帰国したときもチャーターされた日航機だった。


JALは半官半民だから、絶対につぶれないと思っていた人も多かったろう。

4年ほど前、何か株を買いたいけど、JALなんかどうかしら?と言った友人がいた。
「JALは株主優待券が下支えになるので、株価も安定している」。
マネー誌にこう書いてあったが、あの当時は、あながち間違いではなかった。

たまたま、その友人が買おうかなと言い出した時期が、株主の権利確定日の数日前だったので、高くなっているから、あえて今買わなくてもいいんじゃない、と話したが、結局、買わなかったようだ。
買わずにいてくれて、今はよかったと胸をなでおろしている。

そのときの株価は300円くらいだった。
今日はストップ安の7円。
100%減資が決定されれば、文字どおり紙屑になる。
たとえ1円でも売ってしまったほうがよい。
1円と値がつけば、損失が計上できて、利益が出たものと損益通算できるが、保有したまま紙屑になってしまうとやっかいだ。
平成17年の税制改正により、上場廃止された株も損失確定ができるようになったが、なかなか売りにくかったり、確定申告が必要になったりで、手間や条件が大きい。
今後のJAL再生に期待する人でも、いったん損失を確定して、買い直すことをおすすめしたい。

ずっと日航を愛して株を保有してきて大損してしまった人には申し訳ないが、私は2回ほど、売買し、ちょっとしたアクセサリーを購入できる程度に利益をあげることができた。
でも、その間、大いに心拍数が上がり、心臓にはよくない投機だった。

株投資の世界は非情だ。株主責任として、従業員やOBと一緒に株保有者も痛みを引き受けなくてはならない。

1円の利幅で大きくもうけるプロや、泣く泣く売ろうとしている善良な個人投資家も、まったく同じ土俵で相撲をとっているのが株式市場だ。

もっとも気の毒なのが、現役の従業員の人たちだ。
企業年金は半分になるようだし、持ち株会の株は、従業員としても特別扱いはなく紙屑になる可能性が高い。
そして、賃金も今後、カットされるかもしれない。

描いていた生活設計を大きく変えなければならなくなるだろう。

3年で赤字を解消するとの政府の計画であるが、まず従業員の人たちのために、早急に安定した生活ができるようにしてもらいたいものだ。

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