相談者の10年後を描いて、今を語ろう

雑誌などの家計相談では、月単位の各支出をいかにカットできるかという金額が、とても大事だ。
本当にカットできたなら、年間100万円をためるという目標が、らくらく達成できるという企画だ。
食費を3000円カット、夫のこづかい4000円カット、被服費を2000円カット・・・・。
合計○○円。

この分、貯蓄にまわる、これで年間貯蓄100万円達成!!といった具合に。

雑誌の家計相談の企画では、こんなふうに、月単位で、細かく支出をけずっていくというアプローチが編集企画として求められる。

実際の相談者と向き合うときは、相談者の今の家計状況の話を聞きながら、FPの頭の中では、5年後、10年後の相談者の収支と資産額のアウトラインが、描けていないといけない。
相談者の将来を推測し、その姿を相談者の「夢」と照らし合わせて、今日からの暮らし方をアドバイスする。これが、できてこそ、FPである。

そ~んな話を、FP向けの実務研修で、先週末、話してきました。

実務研修などない時代に、私はFP資格を取得し、見よう見まねでやってきた。

FPが少なかった時代に資格を取得できたおかげで、苦労は多かったけれど、仕事にも恵まれてきた。

だから実務経験の継承というのもおこがましいが、資格を取得したばかりのFPの卵の人の、実務能力アップに役立つことができたなら、うれしいことだ。

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