ついに住宅ローンも50年時代に。長期優良住宅の住み心地

「フラット50」(住宅支援機構)が登場し、なんと50年もの長期ローンを組むこともできるようになりました。
だれでも50年で組めるわけではなく、80歳までで完済できるような返済年数までとなるので、現実には30歳以下の人でないと、50年のローンは組めません。あまりにも長期ですから、喜んで利用する人は少ないでしょうが、どんな人がどのような考えで、50年ローンを組むのか、関心があります。

老後、住宅ローン返済を年金の中から行うのは大変なので、できるだけ退職時で完済できるような組み方をしましょう、というのは、FPがアドバイスする基本中の基本です。

ですが、あえて、発想を変えて、「ローン付き」の中古物件が適正価格で売買できるような世の中になったらどうかと考えてみます。
フラット50付き住宅を売却する際に、買い手に引き継ぐことができます。

低金利の時期の長期固定金利ローン付き住宅は、価値がそれなりに上がるかも。

フラット50を利用できるのは、耐震性、耐久性、省エネ性、バリアフリー性、いずれの基準も高く満たしている「長期優良住宅」で、三世帯が住めるような100年もつ住宅だとか。

20年~30年で建てては壊して、また建てる、をしていた日本の住宅が、欧米なみに70年住宅はざらというふうになったら、建築資材という資源が無駄になりません。
そのためには、質のよい中古住宅が評価され、適正額で取引される世の中になっていないといけないわけです。

7月のフラット50の金利は、3.6%~3.9%(当初20年間は0.3%下がる)、この水準は低くもなく、さりとて高くはないと思います。
50年後の金利水準は想像もできません。
固定金利の場合、金利上昇時のリスクを背負うのは、貸し出す側です。

50年も続くリスク、引き受けることができるのは、「国」だけです。
なんといっても、国民の税金をあてることができますから。

日本の住宅の質を上げるべくして、フラット50が登場したのでしょう。

ファイナンシャル・プランナーとしては、相談者のライフプランを考えると、50年ものローンは慎重に見てしまいますが、私がもし家を新築するとしたら、フラット50仕様の長期優良住宅の「認定」をしっかり確保して建てて、返済が始まったら、そのときの金利情勢を見ながら、他機関に借り換えるでしょう。

優良住宅は、外壁と内壁のあいだに空気の流れる層があって、床下から屋根まで、ぐるりと流れるように設計されています。湿気がこもらず、家の中の温度差もなさそうです。

わが家はふつうの家なので、夏がとくに暑く、クーラーなしでは、熱中症になってしまいます。

優良住宅って、きっと、クーラーいらずの家なんでしょうね。


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