有楽町で映画「休暇」と映画「歩いても歩いても」をハシゴしました

ちょうど1週間前に観た映画なのですが、自分の記録のために、次の作品を観る前に書きとめておきたいと思います。
「休暇」は「生きることにした。人の命とひきかえに。」とポスターにコピーが入っている映画です。
死刑囚と拘置所に勤務する刑務官と、刑務官のひとりと新しい家族になろうとする女性とその子どもの話。

死刑囚の心や人の死にかかわる刑務官、そして死刑の場面など、重い話です。
ですが、どこか暖かく、希望を感じさせる映画です。

苦悩しながらも、新しい家族のために「生きることにした」小林薫の演じる主人公、
この人と生きると覚悟を決めた女性とその子どもによって、主人公の気持ちが和らいでいく光景。
観てよかったと思わせてくれます。

世の中には誰かが引き受けなければならない仕事があります。
この映画で描かれている職業も、そのひとつでしょう。
そこで働く人々の姿を丁寧に誠実に描いています。

「〇〇の品格」本がよく売れていますが、こうした映画の描こうとしている世界を感じられるということも、ヒトとして必要な品格ではないかしら。




「休暇」を見終わって、急いで入ったのが「歩いても歩いても」。

向田邦子の「阿修羅のごとく」を思わせるような樹木希林が、母親としての凄味があります。
阿部寛も夏川結衣も好きな役者さんですが、個性の強い母親と父親役の前に、味が出せていない感じ。
淡々とした家族の話なのですが、個性派ぞろいの役者さんたちが1本の映画の中でシェイクされていないような感じを受けました。

「歩いても歩いても」は家族の映画ということですが、家族を描く映画も、本当にいろいろです。
結局のところは、その映画を好きかどうかは、私の場合は、どんな家族観を映画として描いてほしいかに関わってます。
好きな家族の映画は、小津安次郎の「東京物語」。

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この記事へのコメント

2008年08月01日 19:27
TBありがとうございます。
ホント良い作品ですよね♪
気が付いたら、ハンドタオル(ハンカチじゃありません。)が、かなり涙で濡れてました。

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