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今週末も映画を観てきました。 「西の魔女が死んだ」。 ハーブティーとこんがり焼いたトーストとジャムを煮る匂いがただよう森の中の家。 そこに住むイギリス人の祖母とその孫娘の物語です。 十数年間も読まれ続けてきた梨木里歩さんの原作を長崎俊一監督が映画化。 今こうして思い出しながらブログを書いていても、うるうるしてくる、おそらく長く心に残る映画の1本だと思います。 サチ・パーカー演じるイギリス人のおばあちゃんが凛として美しい。 気品のある美しい顔だちもさることながら、「です」「ます」調の話し言葉が美しい日本の言葉で、そこがこの映画を品格のあるものにしています。 美しい日本の言葉で、おばあちゃんが孫娘に、「魔女のになるための修行」を課します。 朝きちんと起きて、身支度をして、しっかり食べて、ぐっすり眠る。 他人を疑わない、軽蔑しない。 これが魔女の修行とおばあちゃんは孫娘に言うのですが、魔女の修行とは、暮らし方、心の持ち方のことなのです。 亡くなったおばあちゃんの最後のメッセージは、観る人すべての鼻をぐずぐずにして、そして、幸せにします。 人は亡くなるときにも愛する人を幸せにするメッセージを残すことができるのです。 子どもとの接し方や教育のつけ方にゆれている人にも観てほしい。 孫のいる人にも。 そして、野の花など自然を愛する人にも。 20年以上前に読んだ甘糟幸子さんの「野の食卓」という本をふと思い出しました。 原作もぜひ読んでみたいと思いました。 先週観た「ぐるりのこと」に続いて、「映画っていいなあ」と思える映画に出会えました。 この映画、出ている俳優さんが地味め。 お客さんが少ないと、上映日数がどんどん短くされてしまうのが、今の映画館のシステムです。 ゆえに、畑違いではありますが、ブログに書いて、応援をしたいと思ったしだいです。 いい映画ですよ。ぜひ、観てください。 |
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